AP RACING CP3769
これを最初に見掛けたのは上野のバイク街に有る光輪モータースのパーツ館でした
一目見たときから喉から手が出るほど欲しかったです。
小僧だったので、まだ車体の支払いでキュウキュウ言ってまして手が出ませんでした。
で、気が付いたら廃版。
結構探し回り続けるも縁に恵まれるのも随分後になってからです。
実はこのキャリパー中古で2度程手にしてます。
どれも状態が悪くボディにクラックが入り、オイル漏れして使い物にならず手に入れる事が出来ませんでした
そう赤丸付近や、エアーブリード付近にクラックが入ってる個体が多く中古購入も博打です
メクラ栓がリベットになってて中心が鉄で出来てるため腐食が始まります
原因は応力腐食割れと言って、ブレーキホースのアルミフッティングと同じ理屈です
7000番台の超ジュラルミンの宿命で、当然同じ材質のブレンボ等も腐食割れします
ただ3769に限っては構造上多いです。
3769のオーナーで泣かされた方結構居るんじゃないでしょうか?
腐食さえさせなければ大丈夫です。
まぁそれが難しく、俺も1個ダメにしてます。
普段の行いが良かったのでしょうか?
これまた運良く壊した奴と反対側のキャリパーにがクラック入った予備が確保出来て補修しました。
対策としてフッティング付近、例のカシメ付近にクリア塗装をして腐食を防いで
水濡れ厳禁で扱ってます
乾く前に腐食が始まったらシャレにならないので
当然水にドブ浸けの水洗いモミ出しなんかしません。
普段は油やブレーキクリーナーで拭き掃除でどうしてもと言う時は
全バラ清掃で、エアーブローして強制乾燥です。
他に入れたいブレーキも無く、今も何とか延命して使ってます。
あ、パッドは鋳物のCP3369と同じなんでそんなに困りません。
ピストンはCP3369やブレンボレーシング等よりでかいので油圧レシオが大きくなるので注意です。
2012年、偶然の新品ゲットで出番待ち
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