2速5速抜け対策
まぁ次から次えとZX系エンジンはトラブッてくれますよね
ここまで読んだ貴方、この系統のバイク乗るのが嫌になってきては居ませんか??
しかも出るトラブル トラブルエンジン脱着だったり
ケース分解やら、壊れた部品の価格が高価だったり・・・
僕も時々イヤになりますがこの系統のEG、年式が新しいモデルの奴を
使うと対策部品として使えるのもまぁ長所ですね
で今回は2速ギアー抜けです
この様に面がギジギジになってしまい角が丸くなり一度抜けグセが付くと
もう駄目どうにもなりません
良く「オイル変えたら収まった」とか「添加剤加えたら改善された」
と聞きますが迷信だと思います、物理的に直さない限り解決しません
で良く聞くのがZX系ではD型が対策になると聞きます
が、実はE型と言う型が存在し其方の方が更に対策されております
そのE形とは水冷GPZ1100です
C型と比較してみます
写真の様にドックの深さが全然違いかみ合いもCより断然深いです
C形の2速は何故か他のギアードックに比べ極端に浅いです
その辺が原因で抜けが起き易くなってるのと思います
で、更に良く聞く5速は・・・・
構造上もう改善のしようが無いみたいでZX10B〜ZX11Eまで不変です
唯一ZX11Cから焼入れが施されてますが、乗り方が荒いと全然意味が無いみたいです
因みに変な事を発見!!
写真の様にZX10のギアードックは6枚、ZX11系になってからは4枚
でZX10の方が構造上抜けにくい筈です
が・・・ギアーの入りも渋いんですよねぇ・・・・・
抜けにくい=入りにくい
と言う事でしょうか?
ドックにテーパー加工さえ施せはノーマルギアー比では最強になりそうです
確かBEETのナサートミッションもドックが6枚・・・
超ハイパワーチューニングには加工ZX10ミッションが?!
ウチのはそこまでハイパワーでないんでE形で良しとしときます
それ以前に、1〜4速は強化されても5〜6のドックは?て感じです
後は痛めない乗り方をするしか無い様です
なのでギアーチエンジの再はきちっとクラッチを切り
ゆっくり変速、抜けても慌てて入れようとせず車速、EG回転が十分落ちてから
改めて入れ直す、無理くり叩き込んで「ギギギガッチャン」は最悪
もうその時点でギアーは少しずつ丸くなってると思って下さい
後、回転合わせてスコスコギアー入れるのもZX系に限ってはご法度
常にドック同士が押し付け合いながらギアーが入るのでドックが丸くなりがちです
ご注意を。
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