MK BATTERY SVR15L

開放型のサイズで、MF互換が有るバッテリーとして重宝してます

使い始めは先代のウエストコからです。

MFとはちょいと違い、AGMと言う種類のバッテリで、車で有名なOPTIMAやハーレー純正なんかと同じ種の物です

CCA(コールドクランキングアンペア)値が高いのが特徴で

充電電圧も開放型と同じでOKと言う許容範囲の広さで

内部抵抗が低く始動性に優れてます。

ただ、開放型より若干重いです。

先代のウエストコが5年持ち、CCA値が200Aを切って来たので交換しました

車種にもよりますがZX系はCCA値が140を切るとセルが回らなくなります。

悪くても160Aを割ったらパルス充電と放電で活性化で、復活しなければ交換です

そう、バッテリのメンテナンスでCCAテスターを使ってますが大活躍です。

CCA値は通常のユアサ等の同クラスで200Aから250Aです

SVRは個体差は有りますが良いと約500Aと倍以上のCCA値が有りますが、変動がでかいです

殆ど空になるまで放電すると、98Aしか有りません

ユアサやGSのMFはココまで変動しません。

このまま放置するとサルフェーションを起こして使い物にならなくなるので

弱い電流でパルス充電します

弱い電流でパルス充電がミソです、2Aとか3Aでも充電出来ますが電極が痛むので

急いでなければ500mA以下で充電です

電圧は、13.8Vに設定してます

一般充電器だと、14.8Vとか15Vとかも有りますがちと押し込み過ぎです

俺の経験からすると、8割、9割の所で辞めておくのがベターです

ちょっとやそっとじゃダメになりませんが頻繁に電圧上げて押し込み過ぎると

電極が傷んで逆にCCA値が下がり傷んだ分のCCA値は復活しません。

サルフェーション除去で、サイクル充放電を何度かするので要注意です

上手くメンテナンスすれば、軽く5年は持ちます。

新品で仕入れてから3年半経過しました

時々充電器でパルス充電してCCA値を回復させながらの使用です

電圧は一晩置くと12V後半を維持します

問題のCCA値はと言うと、、

300CCAです、通常のこのサイズのバッテリだと新品のCCA値ですので全く使用に差し支えません

最初が500CCAでそこから、初期劣化?で430CCA迄容量落ちするのに半年

そこから僅かづづCCA値が減少して、ついうっかり

トリクル充電器に3週間程繋ぎっ放しに放置してたら一気にCCA値が減少

トリクル充電を中断して時々充電して休ませる保管方法で今の値まで復活しました

鉛も満充電したら充電中断し休ませないと逆に劣化する様です

流行のリチウム系バッテリーは基本半タン(50%)保管が鉄則で

使う寸前で満充電にして使います

保管時は、完全放電付近でも、満タンでも急速に劣化します

あとバースト電流と言って、放電時大電流を流すと破壊する値ってのが必ず有り、その電流値で

使うと100%駄目になります。

鉛バッテリーにはそういった制限は無くただ電圧降下するだけです。

その電流値はセルスタート時の使用電流値に比較的近かったりして結構デリケートと言う事で

バイクや、車には向かないのでは?が私の見解です

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