車高調IKT

全長調整式サスが主流な今となっては、懐かしい部品ですね。

現在では、スイングアーム端のハイマウント化や、リンクをエキセンで可変にしたりしてますが

1990年代はまだまだこんなのが主流でした。

そもそもリア18インチを17インチにた補正で出たパーツですが、今時リア18インチのモノサスの

オートバイ自体珍しくなってしまった今となっては過去の遺物です

少し紹介しときます。

リンクとの支点が無駄に長いのでテコの原理で曲がってしまいます

直接原因は、下側のボルトが緑線(汚くてすんません)

の様に反ってしまいました

写真でははっきり判りませんが、ロッドに組まれた状態で回すと両端の頭が首を振るので

間違い無く曲がり始めてるのを確認、その後大惨事になる前に使用を中止

「もしかしたらもっと強度の在るボルトが・・・」と色々探してみたんだけど

このボルト、強度区分(規格)みたいなのが在り12.9と言う値らしい(焼入剛らしい)

それに対してもっと強度が在ると思ったステンボルトは強度区分で7らしいとのはなし

64チタンでも最高12.9・・・

この時点で、このキットとはサヨナラ。

元々、リンクから、ピロボールまでのカラーの長さが3cmと長く、少し不安が有ったんだけど

此方はピロボールの方

ご覧の様にギジギジに傷が入り動きが渋くなってしまってました

給油状態も問題問題無かったのでやは高荷重に耐えられなかった様です

あと既に同症状になった為過去に1度交換してました。

この部分、純正は結構大きなニードルベアリングを使ってます

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