リアキャリパー交換

であの後何度か作図し直しまして新たにハブを削りだしました

素材は50φのA2017材から削り出しました

上の黒いキットに付属のカラーは使いません。

第二の人生を待ち我が家のジャンクパーツ箱行きです。

一応念のため同サイズでハブのベアリングを

横方向にも強い「副列アンギュラーベアリング」に交換するため

サイズ表を見てみます

副列アンギュラーベアリングの方があらゆる方向に耐える強度が在ります

採用代表例は「マルケジーニホイールのスプロケットハブ」のベアリング等に組み込まれたりしてます

内径25、外径42だと副列ベアリングは無いので仕方なく付属のベアリングで組み立て

様子を見て駄目なら純正ニードルを使ってハブを作り直す予定です

まぁそれなりに持ってくれれば「定期交換部品」として割り切って使うつもりですが・・・

ハブカラーをベアリングの内輪、メス側のカラーに万力を使って圧入します

圧入寸法は穴側を棒側より100分の数ミリ小さく取る事で圧入出来ます

この数値の差が大きすぎると入れたり外す時大変苦労する羽目になるので程ほどの寸法にしておきます

旋盤加工の腕の見せ所でした。

この状態で組み立てるとホイールAssyとブレーキサポートの外にワッシャーやカラーが

入る事は無くなり構造もスマートになり整備性も○です

ココまで来たら後はアクスルシャフトに通して組み立て仮組みして

問題無いか確認してみます

ディスクボルトのクリアランス、ブレーキローターとキャリパーセンターの関係

が設計通りになってるか気になります

ココで少しでも駄目な場合は漏った得ないですがカラーは作り直しです

その作り直しを極力避ける為紙の上で何度も何度も検討しました

どうやら図面通りの位置関係に収まってます

上手く行きました

カラー作成に良く100分台の数値が出てきますが当方は

デジタルノギスで計測してます

前にシム計測に買ったものが大活躍です顎の広さも20cm在るので大抵の物には対応出来ます

次は車体に仮組みしてトルクロッドの作成に掛ります

続く

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